けんかで学ぶこと。
こんにちは。
家庭的保育室ひよっこです。
一日保育室に預けておられると、
我が子がどう過ごしているか。
気にならない親御さんはいないと思います。
年齢が1,2歳になると、
「楽しかった?」
「仲良くできた?」
と、お迎えの時に我が子に尋ねられる光景を目にします。
ほとんどの子どもが、
ぴょん、ぴょん、飛んだり、
笑顔で保護者の方を迎えるので、
楽しかった様子は、感じられると思います。
しかしながら、保育室、子どもの世界も楽しいことばかりでは、
ありません。
お友達との関わりの中で、いやなこともあります。
おもちゃの取り合いから、
相手を叩いたり、噛みついたりすることもあります。
でも、それは、お友達に関心があるからなんです。
私たち大人が、
この人は気が合う、合わないと感じるように
子どもたちも、それを感じ取り、関わり方を学んでいるのです。
今、ひよっこでは、2歳児の男の子が3人集まる時があります。
意気投合すると、自分たちでどんどん遊びを展開していきます。
…が、あまり長続きはせず、
ちょっとした遊び方の違いでけんかになることもあります。
それは、社会で生きていくためにとても大切なことですので、
けんかを止めずに(実害がない限り)見守るようにしています。
自分の力で、気分を変えたり、うまく相手と付き合う解決法を
試してみたりすることは、
たとえ小さくても、自分で解決しなければならないからです。
ひよっこでは、
自分の力で物事を解決したり、困ったときには、助けを求めたり、
協力したり、そんな子どもを育てたいと思っています。