口腔育成講座 その2
こんにちは。
家庭的保育室ひよっこです。
前回に続き、口腔育成講座の報告です。
今日は、日々気になっている子どもの様子について、
生田歯科医院院長 藤原康生先生に
うかがったことを書きます。
①フッ素塗布について。
フッ素って猛毒な化学物質であること。
歯磨き粉などに微量に入っていますが、
摂取しすぎると、メラトニンが出るところ(脳の松果体)に
フッ素がたまって、メラトニンが出なくなり、睡眠障害を
起こす恐れがある。
フッ素塗布もいいですが、しっかり噛んで、唾液を出すことが大切。
②子どもの便秘について。
便秘がちの子は、いつも満腹でいるそうです。
9時に寝るのであるならば、6時に食事を終えること。
なぜなら、胃の消化には、3時間かかると言われています。
寝ている間に腸で蠕動運動(お腹がぐるぐるっとなるやつ)が
おこり、蠕動運動で便意を感じる為、朝起きて排便が出来るということです。
夜遅く食べたり、何度もちょこちょこ食べていると、
きちんと蠕動運動が行われず、規則正しい排便が出来ず、
便秘になるとのことです。
③ひどいよだれ
唾液の呑み込みがうまくできないことと、口呼吸であること。
が、原因だそうです。
未熟な赤ちゃんは、呑み込みがうまくできず、よだれが出ちゃいますね。
口呼吸である場合は、あいうべ~体操や上下の歯をカチカチするあそび
などが有効とのこと。
うちの子は、よだれがひどかったなぁ~
その他、言葉の発達にも口腔内の動きは、大きくかかわってきます。
一番感じたことは、
私は、小さいころから、正座で食べる事と食事中にお茶を飲まないこと
を厳しく言われて、育ちました。
いまでも、足を崩して食事をすると、罪悪感があります。
食事中には、お茶は飲みません(習慣になっています)
・・・ということは、幼少期に習慣になったことは、
一生忘れないということです。
柔らかいものしか食べない、噛むことが出来ない。
水で食材を流し込むといった、よくない習慣を
幼少期に覚えてしまったら、どうでしょう。
私たちは、子どもたちの、生きていくための基礎となる
時期に関わっています。
ご家庭の生活事情は、いろいろあると思いますが、
せめて、保育園の給食とおやつは、子どもに良い食材を
選んでよい環境の中で食育を進めていきたいと思っています。
※ほかにも、哺乳瓶の選び方、離乳食のこと。免疫力のことなど
沢山学びました。
興味のある方保護者の方は、是非職員にお声かけくださいね。
来年度の「ひよっこにおいでよ」では、
生田歯科医院 藤原先生をお呼びしたいと思っています。
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