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口腔育成講座 その3

こんにちは。


家庭的保育室ひよっこです。


先日、前歯がぶりの口腔育成の勉強をしてから、


保育室内でも、


食材を大きく切り、前歯でかぶりつかなければならない


ような内容に変えてみました。



今日は、その報告です。


まず、結論から言うと


「前歯がぶりは、月齢が低いほど抵抗なくできる」


「食材を大きくすると、口の中に詰め込む子がいない」



今まで、食べやすい大きさで出されていた給食は、


大きめにカットされたので、


ガジガジベっ とする子がいました。


これは、ガジガジとかみ砕くことができても、


舌で、食べ物をまわしたり、丸めて、飲み込むことが、


苦手なんだなぁと感じています。


おにぎりを、大きくすると、


一口では、口の中に入れられないので、少しずつ、


よく噛んで、自分の一口量を感じながら食べるようになりました。


自分の一口量がわからなければ、


出されたものを一口で、がぶっ入れ込み、噛む事が出来ず、


詰まらせてしまいます。4歳、5歳で詰まらせてしまう事例がありますが、


これが、原因かと思いました。


以前、こんにゃくゼリーを詰まらせたという事例もありましたね。


1才前後から、食べる事が大好きになる時期があります。


この食べる事に興味のある時期の子は、


長いスティック野菜も、大きいおにぎりも


よくかぶりついていました。


小さい子が、かぶりついていると、


大きい子も真似をして、苦手な野菜をかぶりつくという


面白いことが起こりました。


このことから、子どもは、真似をするので、


周りの大人が、同じようにして見せる(みんなで食べる)ことって


ほんとに大切だなぁと感じました。



前歯でガブリついたり、自分の一口量を知ることができると、


一生の食育になるのではないでしょうか?


かぶりつくと、頬も目も上がり、ニコニコ笑顔の筋肉が刺激されますね


でも、食事は、危険を伴うもの。


必ず、大人がそばで見ていることが必須です。


     ※これらは、個人の感想です。




今後も、口腔育成食育をすすめていると、


子どもたちのいろいろな変化がみられると思います。


ひよっこの子どもたちは、


3歳で巣立っていきますので、私たちは、その後を知ることが出来ません。


未来の子どたちが、幸せな生き方が出来るように、


生きる基礎の部分(ひよっこで過ごす時間)を、


大切に濃い時間にしていきたいと思っています。








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