朝のこと。~幸せの3つの条件~
こんにちは。
家庭的保育室ひよっこです。
今日は、登室してからのママやパパとのお別れについて
お話しします。
毎朝、保育室にくる子ども達の中には、
ママやパパと別れる時、毎日毎日大泣きする子、バイバーイとニコニコ顔の子。
遊び始めているのに、わざとママにすがりつく子。
など、いろんな子がいます。
この子ども達の行動についてお話しすると
これらの子ども達の行動は、
親御さんの気持ちや行動で変わってきます。
もし、大人が子どもにおもちゃをおねだりされたとき、
買ってあげてもいいなぁと思っていたら、すぐ買ってあげますね。
どうしようかなぁ(困ったな)と思っていたら、気持ちが定まらない間、
子どもに別のものを提案したり、「今度、○○したらね。」と子どもに
条件を付けたり、話をはぐらかしたり、していませんか?
そんな時、子どもは、「買って」と何度も
しつこく、求めてきます。時には、お店の中で、ひっくり返って駄々をこねたり・・・
大泣きしたり。
子どもがいうことに負けて、おもちゃを買ってあげたとすると、どういうことが
起こるかというと、「また、買って・・」この行動を繰り返します。
もし、買ってあげられない。と思っていたら、「今日は、買えないよ」と、
あっさり、断るか、子どもの気をそらすためその場を離れるでしょう。
子どもが泣いたとしてもどうしようもありませんね。だって、買えないんですから。
子どもは、たとえ大泣きしても、しばらくしたら、自分で気持ちを立て直します。
ママやパパの気持ちや行動で、子ども達は、こんなにも行動が変わるのです。
何が、言いたいかというと、
子どもが、欲しいものは、おもちゃではなく、
ママやパパの関心(自分を見てくれている感覚)なのです。
朝、子どもと別れるときの子どもの行動と照らし合わせると、
ママやパパの気持ちや行動で、バイバイとするか、大泣きするか、
わざと甘えに来るか、その他もろもろ・・・
子どもの行動は、変わってくるということですね。
一番適切なのは
ママやパパは、お仕事に行くために、預けておられるのですから、
そこは、思い切って
「じゃぁ、行ってくるね😊」と、あっさりと職場にむかわれることを
ではないかとおもいます。ママやパパの姿が見えなくなったら、
ほとんどの子がすぐ泣き止んで、遊び始めますから・・(子役です!(^^)!
※そうでない時は、体調が悪いとか、ご家庭で何かあったかな?
そして、お願いしたいことは、
お迎えに来た時に、
「○○ちゃん。(ひよっこに行っててくれたからお仕事できたよ、用事がすんだよ)
ありがと~(*^-^*)」と、ハグして、子どもに感謝(*^-^*)
することです。
そうすると、子どもは、大好きなママやパパの役に立っていると感じるし、
役に立っている自分の事が、好きになるし、
信頼された家族の中で安心して、過ごすことが出来ます。
アドラー心理学では、
「他者貢献」「自己受容」「他者信頼」
といい、幸せの3条件とされています。
小さいころから、幸せの3条件で満たされていると、
自分の事を信頼できる、自立した成長が出来るのです。
Comments