自然と生まれる言葉かけ
保護者の方から、たくさんのご意見を聞かせていただきます。
その中で、嬉しいなぁと感じる事は、
紙おむつをつけているときよりも、
パンツの時の方が、
子どもへの言葉かけが増えたという
感想が多いということです。
紙おむつでは、中には、数時間はめっぱなしの子もいますので、
排泄に関する声掛けは、自然と減るでしょうね。
でも、パンツだと、大人が、子どもの排泄を気にかけてあげるので、
自然と声掛けは、多くなります。
社会の変化に伴い、生活が便利になる一方、
その分、子どもとの関わりは減ってきているんです。
例えば、ストロー付きのこぼれないマグカップをテーブルにおいておけば、
子どもは、こぼさずに、大人の手をかけずに水分補給するかもしれません。
でも、コップで飲ませるとしたら、
「お茶が欲しいんだね」「ついであげるからちょっと待っててね」
「たくさん飲んだね。」「おいしかった?」「おかわりいる?」
「ママも飲もうかな?」「カンパーイ」「台所にもっていってくれるかな」
などなど、たくさんの親子の関わりが自然と生まれてくるのです。
マグカップの使用もいいけど、代わりにどこかで、
コップと変わらないくらいの子どもとの関わりを
持ってほしいなぁと、感じています。
それは、特別なことをするのでなく、
ありふれた日常で、繰り返されるといいなぁと思います。
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